現代社会は眠らない社会という風に言った人はもう既にいるでしょうか。
いつからか、我々の社会は止まることをしなくなってしまったかのようです。
交感神経を働かせ、いつも闘っている
自律神経系は交感神経系と副交感神経系に別れます。
眠らない社会において、我々の体は交戦状態になりがちです。常に戦っているような感じであり、この場合交感神経優位な状態になります。。
24時間年中無休
全く休みを取らないわけにはいきませんが、巷で良く目にする売り出し文句です。
これを可能にするには大変な労力を要します。
コンビニエンスストアやファミリーレストランがその代表格です。
本当に365日、24時間営業なのです。
交代勤務を多用し、アルバイトでシフトを組んで回しているのでしょう。
日本も江戸時代が終ってから、銀座辺りで電灯に明かりが灯ったようです。
不規則勤務
残業をはじめ、夜勤や夕勤、早番、当直など名前を変えて、勤務時間が変動することがあります。
たまにという場合もあれば、これらは勤務スケジュールに組み込んでシフトが回されている現場もあります。
生活や睡眠サイクルをつまうことが非常に難しそうです。
アメリカの人気ドラマ
これは余談となるかもしれませんが、アメリカの人気ドラマ24も、24時間働き通しです。
これは、やはり余談ではなく社会が休みなく急速に動き続けていることを強く思わされる作品でもあります。
最近日本版も作成されました。
終電から始発は4時間程度しかない
地方の電車には、22:00を終電とする路線も珍しくはありません。その分車が活躍しているという事はあります。
都内から柏辺りで考えた場合、上野駅から終電は柏駅00:40着です。
その後、柏駅の始発で上野は、04:35発です。電車が通る音は深夜まで聞こえ、朝早くに再開するわけです。
また、混んみますのでその際にはリラックスなどできません。
夜でも照明が強い
照明一つとっても、夜なのにたくさんの光を受けています。一日中昼間のようです。カブトムシなどが大量に激突死しているのは、このために他なりません。
また、テレビもほぼ24時間何かしらは放送されていますし、録画を使えば夜中でも視聴できます。
そして極めつけはスマートフォンの存在でしょう。いつでも動画を視聴できますし、誰かと通信することもできてしまいます。
交感神経と副交感神経のバランスを保つことが難しい
このように、いつでもフル稼働の社会において、個人も相当な影響を受けているはずです。交感神経が優位になりがちになります。
一日疲れて帰宅した後に、まだまだ興奮冷めやらない人も多い事でしょう。ましてや、帰宅時間が23:00だったら、冷めるのは一体深夜の何時でしょう。もうすぐ朝が来てしまいます。
まとめ
仕事帰りにリラクゼーションサロンに寄ってから帰る人がたくさんいます。
これは中央線当たりのある駅で目の当たりにしたことです。
どこかで触れたように、予約していなければそのサロンでサービスを受けることはできない状況でした。
そこに予約していた皆さんは、交感神経優位な状況から、リラクゼーションでバランスを取り戻そうとしていたのかもしれません。