人は「なぜ!?」と聞くけれど、まだ切符を使ってます

切符

電車といえば切符です。

しかし、昨今では切符の買い方を知らない高校生も増えている位で、SUICAやスマホで代用されるようになりました。

切符を使ったことで肩身の狭い思いをした方も多いのではないかと思います。

なぜ切符なの?

「大きなお世話です。」とは面と向かって言えないと思いますが、「なんで切符なの?」とは、面と向かって言われる可能性の高いセリフです。

  • そりゃ、訳があって・・・
  • アナログなんだよ・・・
  • 慣れなくて・・・

などと、幾つも事情はあるものです。

あたかもガラパゴス携帯を使う人に、スマホユーザーが、あざ笑う際のやり取りにも近いものを感じます。

しかし、それ以上に「本当に理解できない」、「変だ」というメッセージを感じてしまいます。

もし都会慣れした人が、普段車を移動手段にしている地方の友人に対してこんなセリフを口にしたら、それは自分の経験的優位性を背景に持ったハラスメントに近い行為になります。

切符で通す理由

ビッグデータ

人には様々な歴史、背景があるのです。

例えば、中国において思想家は決してSUIKAのようなものは使いません。

なぜなら、行動履歴が残るからです。何時何分にどこの改札を通過したのか、一ヶ月に何度その駅を訪れるのか、これらのデータが残ってしまうのですから、そんな危険な事はできません。

身内に内緒でボランティアに出掛けている

香港券売機

世の中には、本当に社会の事を考え、人知れず目立たないところで活動する人がいるものです。

そんなとき、行動履歴は上記の理由と同じく余計なものとなります。身内がなんらかの弾みで、それを目にしてしまうかもしれないのですから、そもそも、そんなデータは残さない方が良いのです。

徹底するなら、切符で移動するでしょう。

※別件ですが、こんな経験をした人はいないでしょうか。家庭内が何らかの理由で深刻な雰囲気の際、一人だけ遊びに出掛けるのは心苦しいものです。そこで、本のひと息つこうと、近場の友人宅へこっそりと向かいます。一目会うだけでほっとできたらそれで良いというくらいの気持ちですから、悪いことなどではありません。しかし、そこで撮った満面の笑みを浮かべた写真を、FACEBOOKにあげられてしまい、それを家族が目にすることになってしまったのです。家族はそれにひどく傷ついたのでした。

こっそり動くことが、思いやりの故であることはあるのです。

SUICAに入れた小銭は簡単に回収できない

SUICAでチャージをしたお金は、簡単に取り戻せるものではありません。

しかし、時には、「あと40円あれば・・・」という抜き差しならぬ状況に直面することが、人生にはあるものです。

このような時、SUICAにチャージしてしまったが故に、数十円で何かを断念することになるのです。

これはキャッシュレス決済が敬遠される理由に似ています。

金銭管理の実感を喪失する

現金で残金を目視すれば、その後の行動に目途が付きます。しかし、SUICAのようにあと幾ら残っているのかわからないような状況では、金銭感覚が鈍ってしまわないのでしょうか。

つまり、それを防止するために敢えて現金を使うのです。そのため切符を購入します。

都内の駅は特に、170円などで数回乗り換えれば、瞬く間に交通費が500円を超えてしまいます。

それは往復で1000円です。こんな風に知らない間に、お金を使ってしまうことを自覚したいのです。

切符を全て回収している

中には、切符を自動改札で処理せず、自己回収する人もいます。この場合、駅員さんにお願いするわけです。

ローカル駅では、よく目にする光景です。旅の記念に持ち帰る人もいるのです。

想像すれば、まだまだあるように思います。