現代社会現代人の多くが睡眠について満足を得ていないようです。
寝ていても浅い眠りだったり、眼が冴えてしまったりで、翌朝にだるい感じを覚えながら仕事に出掛ける人など多い事でしょう。睡眠薬がなければ眠れない方も現代社会にはかなりの人数いらっしゃるのではないでしょうか。
不眠は本当に苦しい
眠りはよく我々の日常生活でも話題になる事柄です。
昨日はよく眠れた?などという一言から一日がはじまることも少なくはありません。
それほどに当たり前のことですから、逆にそれが阻害された時には非常に苦しい事と言えないでしょうか。
寝てたじゃないですか
当人からすると全く眠れていないような場合でも、身内やその他の人が簡単に良く寝ていたと判断することがあります。
このような時、煮えくり返るような気持になった方も多いと想像しています。
熟睡感がないときには、周りからは寝ているように見えても、全く冴えない一日を送ることになり実力も発揮できないものではないでしょうか。
今日も日本中で、このセリフに多くの人が傷ついているのではないでしょうか。
これだけでも眠れない一つの要因が増えてしまいそうです。
眠りは繊細なことでもある
眠りは当然のことのもののように捉えられていますが、実は非常に繊細な行為なのかもしれません。
実際、枕が変わっただけでも眠れないことがあるものです。引っ越しなどなさった方は、環境の変化が大きく枕が変わるどころの規模ではないでしょう。
不眠の背景に何らかの不安や悩み、緊張?
眠れない背景には、何らかの不安や緊張などが関わっているのでしょうか?
分かり易いところでは、運動会や旅行の前日、試験の前などに眠れなくなった経験を持つ方は結構多いのではないかと思います。
また、何か前ではなく、終了後ということもあると思います。日中の緊張が抜けきらずに就寝時間が訪れた場合などは、直ぐに入眠することは困難です。
これらは背景に不安や緊張があったと言えそうです。
また、夫婦関係や子育ての悩みなどで気の休まることがないような場合にも、夜あれこれと考えてしまい眠れなくなることはあるでしょう。
生活リズム・習慣
お昼まで眠ってしまった場合などは、その夜眠れなかったとしても、それはありそうな話としてまぁ納得がいくかもしれません。
しかし、たくさん眠り過ぎてしまう背景には、慢性的な睡眠不足や疲れの存在もどこか頭を過ります。
これは現代社会特有の事柄と言えるかと思います。共働きに休日は子育ての事とか、介護のこと等、考えることはたくさんあります。また、夜とはいえど、街の明かりはずっと消えることはなく、夜空の星々を見ることもできない都市はたくさんあります。
住まいの外を往来する人は夜間でも絶えず、スマートフォンにはいつでも連絡が入ります。不眠は一種のテクノストレスによるものとも捉えることができるでしょう。
また、寝る直前に濃いコーヒーをがぶ飲みするような時には、やはり眠りにくいか、眠ってから起きてしまうのではないでしょうか。
やはり眠れない
ざっと考えられるところを解消し気を付けてみてもそれでも眠れないようなことが起きるかもしれません。最近、厚生労働省なども眠りのガイドラインを発表し、眠りについての改善案なども一般的になってきているようです。
いろいろ試しても眠れないときには、もう一歩その人その人にあった個別的な方法を探していくのも意味があるかもしれません。
まとめ
眠れない事自体の辛さもあれば、それが家族や他者に理解されないという苦痛も強いものです。
意地の悪い人は、一瞬の浅い眠りの見て、そこを大げさに取り立てて来るのでいけません。