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セルフケア勉強会

ショッピングに出かけるとなぜか疲れる

ショッピング

ご夫婦で買い物に出かけるような機会があるでしょうか。

家族同士で買い物に出かけた場合、出先でいろいろなトラブルが生じることがあります。例えば交通渋滞や、目的地が見つからない、お金を忘れるなどが挙げられるでしょう。

ドタバタした中で出かける際には、こうしたことは起こりがちだと思います。

お金を忘れるということはあまりないにしても、何かをうっかり忘れてきてしまうご経験はあると思います。

ショッピングはなぜ疲れるのか

両手に荷物

もし、大型のショッピングモールなどに出かけた場合、それまでは対して疲れを感じなかったのに、ショッピングモール内で過ごした時間は大幅にエネルギーを消費したという感覚を経験したことはないでしょうか。

このことは、多くの知人らとの間で話題になったことがあります。

途中の運転よりも、ショッピングモールの中で過ごした時間の方が疲れるというのはどういうことなのでしょうか。

柏市にも大型の店舗が多数あります。我孫子や取手の方はわからない面もありますが、水戸方面にも、また大きな店舗もあることでしょう。

(ちなみに、写真の女性は、疲れているようには見えません。両手には袋を持っています。あちこちで買い物をしてきた後なのでしょうか。まだショッピングを続けようとする気持ちが伝わってくるようでもあります。人によっては、疲れないという人もいるのでしょう。)

疲れの源をストレスと捉えていいのだろうか

果たしてこのことを、ストレスという文脈でとらえてよいものでしょうか。

一つの想像ではありますが、まずショッピングモールに共通する特徴として、空間が広い事、人が多い事、物が多い事が挙げられると思います。

空間の広さは、開放感が高いように感じられるのですが、一方で、車の中が落ち着くことを考えると、案外広い余りに、四方八方に注意を払わなければいけない空間ともとれます。

そして、人も多いということは、ぶつかる可能性、知人がいるのでないか、などということも気になるポイントとなり得るでしょうか。

そして、物が多いという点から、たくさんの刺激を受けている時間とも考えられます。多くの刺激を処理することに、たくさんのエネルギを費やすように感じます。照明も一般家庭とは違うものを使用しているでしょう。また音楽も流れています。何かを配る人もいれば、イベントを開催している場合もあります。それらがごった返しの空間でもあるわけです。

また、元々疲れていたけれど気づいていなかったという人もあるのではないでしょうか。

楽しみ、集中し過ぎた

また、「楽しい」が「疲れた」を後回しにさせているのかもしれません。スポーツでいえば試合中です。試合中は多少の怪我にも気が付かない程の心身状態になります。猛烈に買い物を楽しんでいる、或いは買い物に集中している時には疲れを意識できなくなるという可能性があります。

甘いものが食べたくなる

買い物に数名で出かけ、途中で休憩を挟みたくなる人は、グループから離脱し、ベンチのような場所へ腰かけていたりします。ショッピングモールには、多くの場合飲食コーナーがあり、いっそ買い物が終了したらそこで待ち合せればいいと考える場合もあるでしょう。

30分くらいで離脱した人は、他のメンバーが買い物を終えるまでの時間、何をして待っていたら良いか迷うものです。また非常に疲れています。

現代の飲食コーナーでは、多様なお店が並んでいます。主観ですが、甘いものが良く売れているように感じられます。あのような場所で、たい焼きやアイスクリームが良く売れるのは、刺激を処理して脳が疲れている結果ではないかと、そんなことも想像しました。(あくまで仮説です。)

たこやきを食べたくなる人もいると思いますが、甘いものを食べたくなると感じる人が多いように思います。今度、知人らに聞いてみたいと思っています。

昨今では、この辺りに注目したのか、グリコが事務ストレスに、チョコレートを売り出しています。カブトムシが黒蜜で元気を出すようなイメージでしょうか。

 参考サイト:グリコ

GABA(ギャバ)

ショッピングモールに似た場所

もしショッピングモールという空間が疲れに関与しているとすれば、他に似たような空間はあるものでしょうか。また、そこではショッピングモールで感じる疲れと同様の感覚を得ることになってしまうのでしょうか。

人が多いという点では駅が似ているように思います。物の多さと言えば、書店はどうでしょうか。確かに駅に疲れを覚える人は多いでしょう、書店はどちらかと言えば、立ち読みでくつろいでいる人も多く、しかも長時間に及ぶ姿も見かけます。

どこか共通項があるのでしょうか。逆にショッピングモールに言えることには、非常に広く、多くの距離を歩いていることが挙げられると思います。特に最近の大型ショッピングモールは駅以上に歩く距離は長いのではないでしょうか。

しかし、万歩計をつけて森林を散歩などすると、普段より結構な距離を歩くのに、爽快感すら覚えます。単純に距離では推し量れないのでしょう。考えて行くといろいろなことを想像しますが、はっきりしたところはなかなかつかめないものです。

同行者に怒られた経験

怒られる

なぜ疲れが出るのかということはわからないにしても、買い物先で疲れが出てしまい、家族や友人らから怒られたという経験を持つ方も多いと思います。

もっとしゃっきと歩けとか、荷物も持とうとしないなんて気が利かないとか、一緒に来なければ良かった・・・など、まるで悪いことをしているかのような言われぶりです。疲れているわけですから、このような言われようはなかなか堪えるのではないでしょうか。

怒り始める人も、もしかするとそれは疲れの表れではないですか?機嫌が悪くなる人は良く見かけます。

余談になりますが、通信販売が根強く続く背景には、ショッピングモールで覚える疲労感の記憶が、人々を通販へ向かわせている、というようなことがあるのではないか、そんなことさえ考えたのでした。電話一本で商品が届くなんて夢のようでもあります。サイズを間違ってしまうことはあるにしても。

まとめ

改めて考えてみると、大きめのショッピングモールには必ずリラクゼーション店やカフェが入っています。

もちろん、人が集まるところに出店しているという単純な理由もあるかとは思いますが、買い物の途中に疲れて寄っている人が多いのではないでしょうか。

柏の駅前もそういう視点から見ると、サロンとカフェがたくさんあることに気づかされます。