週に1回の日曜日、どのように過ごすでしょうか。こんな日はいつもの睡眠不足を補うために良く寝よう、と考える方や、時間がもったいないのでどこかへ出かけよう、と考える人もいれば、少しだけ職場に行って仕事を進めておこう、と考える人もいるものでしょう。
休日はどこに行っても自由
休日の使い方は自由なわけですが、時には何をして良いかわからないこともあります。また、経済的に何かできるわけでもないという事情も無視できません。安く済む方法があればそれに越したことはないのだけれど、買い物や食事はたちまちに数千円も飛んで行ってしまうものです。何か、いつもと違う過ごし方はできないものでしょうか。
職場とは反対方向に向かって電車に乗ってみる
毎日の出勤の中で、職場と反対方向に向かう電車が気になったことはないでしょうか。
それはガラガラの車内だったりします。
満員電車で押しつぶされそうになっている時、向こうの電車が隣の芝生のように魅力的に映るものです。
その電車に乗るには休日しかありません。
何かがそこにあるのかはわかりません。しかしもしかすると、普段とは全く別な体験ができる可能性があります。
電車賃くらいの経費が必要になりますが・・・。ついでに蕎麦屋にでも寄ったらもう少し予算はかさみます。
職場とアパートの往復生活になっている時、世界が広い事を忘れてしまいます。
食事の駅近くのチェーン店に偏り、食の幅も狭まっているものです。
実は日本は広く、無数のソバ屋が散在しています。仕事一色になっている時には忘れ去られてしまうのです。
買い物
買い物は、個人差が大きいようです。無理やり誰かに駆り出されるのは避けたいところです。またこれもお金がかかります。単に、好きな服を着て出かけるというのも良さそうです。
日が暮れるまで湖畔でお茶でも飲んで過ごす
例えば、我孫子市には、手賀沼湖畔があります。柏駅からであれば、そう遠くない距離で、交通費という面から考えても許容範囲ではないでしょうか。沼の周りを一周してみるとか、またはいつもは行けないお店に行ってみるというのも興味深いところです。
本を一冊持って出かけ、コーヒーや紅茶を飲みながら過ごしていると、それなりに時間は過ぎるものです。近場なので疲れも出ず、悠々と過ごせるのではないかと想像しています。
しかし、張り切ってあまり歩きすぎることは避けた方が良いでしょう。それに、あまり暑すぎたり、日差しの強い日も避けたいものです。冬場も寒すぎると辛さばかりが残りそうです。
派手な過ごし方でなくとも、あちこちに自分に合った過ごし方はあるのではないかと思うのです。退屈かもしれませんが、只々、穏やかに日が暮れていく様子を見ているだけの日も、たまにはどうでしょうか。
明るい内にお店に入ったはずなのに、気が付いたらいつの間にか、外が暗くなっていた、などという経験をお持ちの方はいないでしょうか。
ある種、時間という概念から一時的にでも自由になっていたのかもしれません。
休みの日でも、勉強や仕事を少し進めるのはどうなのか
もしかすると、仕事が気がかりで休みの日も手を付けたいと考える方もあると思います。
自営業者においては、自宅が職場だったりしますので、その境界線も曖昧になりがちです。
タイトルにあるように休日の過ごし方ですから、仕事をする発想は加えませんでした。
もし手を付けるにしても2時間限度くらいの短時間が妥当ではないでしょうか。
ペース配分が意識から消えると、しっぺ返しを食らってしまうかもしれません。
アクティブレストの活用
疲れを取るイメージには、「寝て過ごす」というのが一つだと思います。
ですが、どうやら別な疲れのとり方も存在するというのです。
これはアクティブレストと呼ばれています。
上記に挙げた幾つかの例も、多少アクティブレストを含んでいるとは思います。
バタンキューできないとき
疲れていると自覚はしていても、なぜかバタンキューできないことがあります。
※バタンキュー(帰宅して横になったらすぐに熟睡モードに入る)
残業で24:00頃帰宅しても、直ぐに眠れないような経験をお持ちの方はいないでしょうか。
こんなときは、すぐに眠ることを諦めた方が良いのかもしれません。
例えば、疲れているのに矛盾するようですが、帰宅前に20~30分位散歩するなどです。
特にデスクワークで遅くなった場合、それほど足腰が疲れているとは思えません。
ストレス疲れという方がふさわしいのではないでしょうか?
その場合、軽い運動を挟んだ方がいつもの状態に戻りやすくなるわけです。
ちょうど、走り続けた車のエンジンが熱くなっているように、クーリングの作業のようでしょうか。アスリートでいえば、クールダウンとか整理体操です。
うまくいくかどうかはわかりませんが、疲れているはずなのにバタンキューとすんなりいかないことが続いているならば、試してみる価値はありそうです。
また、夜中にそんなことはできないこともありますから、休日に1回運動を入れるという方法もありだと思います。
しかし、決して無理をしては本末転倒の結果になってしまうと思います。
ヨガはアクティブレストの一例になる
ヨガを体験なさった経験をお持ちでしょうか?
ラジオ体操ならば日本国民のほとんどの人が知っていますが、ヨガの経験までお持ちの方はどのくらいになるでしょう。
昨今、テレビでも雑誌でもヨガを頻繁に見かけるようになりました。
じっくりやってみるとかなりリラックスできる方法です。
こころの耳においてもコンテンツが作成されています。
参考サイト:心の耳サイト内コンテンツ、ポジシェア
※コンテンツ内に慢性疲労に関する言及もありました
頭を整理しながら歩き回る(個人的経験から)
単に、心身が興奮していて冷め切らないという感覚の場合もありますが、その外考えがまとまらず、頭がごちゃごちゃしていることもあるかと思います。
そんな時、歩くことに加えて話すことを加えています。
人によっては、日記を書くことで収まりがつくこともあるように、その両方を一遍にやる方法です。
これには文明の利器、または、相棒のような存在が必要です。
優秀な秘書が一緒に散歩してくれるというなら、秘書に何かをぶつぶつ言いながら散歩することで相当に考えがまとまることでしょう。しかも秘書は、それをあとで文書化してくれるでしょう。
つまり、「言いっ放し」にできるのです。
しかし、通常秘書はいません。
その場合、ボイスレコーダーを持って散歩に出かけるのです。
取りあえずごちゃごちゃしたことを吹き込むのも良し、或いは何かのスピーチを入れて、歩きながら聞いてみるのも良しです。
ぶつぶつ言いながらの散歩になります。(これに近い事を車の中で実践されている方は多いでしょう。)
「動禅」と呼んでも間違ってはいないでしょう。