柏警察署へ徒歩で向かった方はご存知かもしれませんが、警察署の手前に小川が流れています。
あり触れた光景だとは思うのですが、ここがまた心を打たれるような気持になりますから不思議です。
大堀川から見える夕日は美しい
その日、夕日を見ることは叶いませんでしたが暮れてゆく空を少しだけ臨むことができました。
あと少しの時間の違いで夕日が沈んでいく様を観られたことでしょう。
なんの変哲もない光景なのですが、日々ビルの谷間に身を置いていると鮮やかに感じるのでしょうか。
写真も撮られている
調べてみると、実際に写真に収める人も多いようです。
※上記の写真は、どこから撮影されたのかは明らかではありません。しかし桜並木が見えることからリバーサイドパーク辺りなのでしょう。
柏の撮影スポットの一つと数えても良いと思います。
もしも写真を撮る腕前があったなら、あんな光景を収めたいものです。
詩でも添えたらまた別な感じがする作品のようにできるかもしれません。
敢えて、詩などは不要とも言う方も多いでしょう。
日中の様子
これは柏の写真です。日中の大堀川も良いです。
なぜ人は夕暮れに心惹かれるのか
もちろん昼間の方が好きという方もあるかと思いますが、人はなぜ夕暮れに心惹かれるのでしょう。
(どっちが良いなどと比べるものではありませんので、どちらもそれぞれ良いのですが。)
夕暮れで思い出すのは、かの有名な童謡です。
夕焼け小焼けの赤とんぼ・・・
夕焼けを見た時、何か望郷のような心情が刺激されるのでしょうか。
惑星としての地球
話は大きくなりますが、超自然に圧倒された経験を持つ方は多いと思います。
大雪原、谷、青空・・・などなど
これらに触れた時、自分の存在がちっぽけに思えてなりません。
逆に言えば、ちっぽけにでも存在していることの不思議さです。
宇宙レベルで自分の存在を感じているのかもしれません。
昔、映画監督の羽仁進さんがやはり夕日に衝撃を受けたことをどこかで述べていたことを思い出します。
時代劇などにも要所で夕暮れが用いられています。
ビルの谷間に暮らす人々
ビルの谷間から夕陽を意識することはありませんでした。
どうせ見えないだろうというのもありますが、それが何になる?と虚しい思いがあったことに気づかされます。
- 「それが何になる?」
- 「なんぼすんの?」
もしかして夕日の代わりに、こんな言葉に心が染まっていたのでしょうか。