常磐線電車の種類も一つではありません。
各駅に停車する場合から、2,3の駅を移動する場合、さらに長い距離を一気に移動するものなどがあります。東武線にも場所によっては特急や快速があります。
以前、電車の中でついつい眠くなってしまうという件について思うところがありましたが、各駅停車の場合と、それ以外の電車では違いがあるのでしょうか。
因みに、柏駅から松戸駅まで快速では8分ですが、各駅を使うと14分です。
乗り心地が良いので敢えて各駅停車を選ぶ
イメージからすると、各駅が最も眠りやすいようにも思えるのですが、統計を取ってみないことにはわかりません。
全ての電車が同じような乗り心地であるかと言えば、そうではないと感じます。
もしかすると、より眠気が生じる条件を作り出しやすい電車は各駅停車ということも あり得るのではないでしょうか。単にシートがふかふかで座り心地が良いとかそれだけの要因ではない可能性が高いと思います。
どの電車でも同じように眠気が出るというよりは、もう少し繊細なものが背景にあるように感じています。(例えば1/Fの揺らぎの様な要因)
この辺りのことを深めていくと、不眠で困っている方にとって何かの手がかりとなるものが見つかるように思うのですが、そう簡単でもないのでしょう。また、幾ら電車の中での居眠りが心地よいからといっても、それで睡眠の代わりにしてしまうのもまずい気がします。
各駅停車で眠ってしまった場合でも、時間だけは非常に経過しているのに、目が覚めてみたら、まだ目的地の1/3にも達していないときがあったりしないでしょうか。
そんなときの心境は、「まだまだ眠れる」と感じるかもしれません。
敢えて快速や特急に乗らず、各駅停車で心地よい居眠りを得ようとしている人が密かにいるのではないかと思うのです。
混雑する電車を避け、時間はかかっても居眠りをしながら乗車することは、ある意味ではストレスケアを実践している姿とも言えそうです。特に、終点に降りる場合は、寝過ごす心配がないため気楽です。
早い方が良いと特急や快速に乗る人
各駅停車では4時間かかる移動が快速や特急では2時間程度に短縮されることがあるでしょう(快速ではそれほど違いはないにしても)。4時間乗り換えもなく、とにかく電車に揺られるいる場合、結構な疲労感を伴っていくようにも想像されます。
居眠りをしていれば着いてしまうと考えた場合でも、4時間の居眠りとなると居眠りの域を越えていると言えないでしょうか。エコノミークラス症候群さえ気になってきます。
このような場合は、特急の方が疲れないと回答する人が多いように思います。
節約意識が働くこともある
では、特急であれば2時間程度で、各駅停車であれば90分程度の距離の場合はどうでしょう。
この場合、疲労感も判断の根拠になるとは思いますが、料金も気にかかるところ
です。30分くらいの差であれば、わざわざ特急券を買うつもりはないという人も
結構いると思います。
高速道路に乗らなくても一般道で充分であるという時の状況と近いでしょうか。
特急に乗ると贅沢な感じがするとか、もったいないという感覚が働く中には、どこか、疲れる方の電車であっても多少の節約をしたい、という意識がなんとなく見え隠れしているようにも感じられます。
総合的に考え、どちらを選択することが望ましいかについては、何度か乗り比べてみるしかないでしょう。